診療内容

「矯正は子どもの治療」というイメージがありますが、歯を支えている歯茎や骨に問題がなければ、年齢制限はありません。矯正は何歳でも可能です。

“A Badge of Childhood, Now Worn by More Adults.
「子ども時代の象徴(である矯正装置)が、今では多くの大人に付けられるようになった」
これはThe New York Timesの見出しです。日本でも成人の患者様が増えています。

器具を付けることに抵抗があり、今まで矯正をためらっていた方もいらっしゃると思います。矯正治療中も快適にお過ごしいただくため、カレブラン矯正歯科では白い矯正装置や裏側の矯正装置、透明なマウスピースを使い、矯正中も見た目をそこなわない治療を行っております。

また、結婚式など特別なご予定のある患者様には、イベントに合わせた治療計画を立て、矯正治療を進めさせていただきます。

素敵な笑顔になるために必要なのは美しいお口元。
歯並びやお口元のお悩みはお気軽にご相談ください。

目立たない矯正
(表側の白い装置)

カレブラン矯正歯科の表側矯正では、白いブラケットを使用するため目立ちにくく、お顔の印象を保ったまま矯正治療を行うことができます。ワイヤーは2種類(ホワイト・シルバー)からお選びいただけます。痛みが少なく、歯の動きが早い矯正器具を使っているので、治療中の痛みや不快感、治療期間を抑えることができます。

見えない矯正
(上は裏側、下は表側の白い装置)

上顎は歯の裏側に器具を付けるので、矯正をしていることをまわりの人に気づかれません。上下顎の表側矯正にくらべて歯の動きに時間がかかることが多く、治療期間が長くなります。また、特別な技術とオーダーメイドの器具が必要なので、治療費が割高です。上だけ裏側の装置で、下は表側の白い装置を付ける矯正で、ほとんど見えないため人気です。

※患者さんの症状や状況によっては裏側矯正が適さない場合もあります。まずはご相談ください。

ボトックス治療

ボトックス治療は、ボツリヌス菌から作られるボツリヌス毒素を使用した治療法です。これは、筋肉の過剰な緊張や神経の過活動を和らげるために用いられます。

当院では、歯ぎしり・食いしばりの軽減、顎関節症の緩和、口角挙上の目的でボトックス治療を行っています。

マウスピース矯正

取り外し式の透明なマウスピースを使い、少しずつ歯を動かしていきます。簡単に外せるので、食事や歯磨きは普通にでき、矯正中のホワイトニングも可能です。マウスピース矯正には全体矯正のできる「インビザライン」と、主に前歯の部分矯正用の「アソアライナー」があります。インビザラインの治療では、効果を強めるためのアタッチメント(白い突起)を歯の表面に付けますが目立ちません。

※マウスピース矯正(インビザライン・アソアライナー)は歯の傾きや長さの調整が難しく、歯並びや噛み合わせによっては治療できない場合があります。

部分矯正

上の前歯だけの矯正治療です。最短6ヶ月からの短期間の矯正も可能です。目立たない矯正(表側の白い装置)や マウスピース矯正(アソアライナー)による治療です。

※気になる部分が上の前歯だけでも、症状によっては全体的な矯正治療が必要になる場合があります。
部分矯正が可能か、どの器具で治療できるか、まずはお気軽にご相談ください。

※現在行っておりません

小児矯正

顎の成長期(7~9歳)に矯正治療を始めると、マウスピースなどの取り外し式の器具で治療できることが多いです。永久歯の生えかわりに合わせて顎の成長をコントロールできるので、将来的に抜歯しなくても歯を並べられる可能性が高くなります。お子さまの歯並びや骨格の状態によって、治療を始めるべき年齢はさまざまです。小児矯正で大切なのは治療を始める時期です。永久歯の前歯と奥歯が生えてきたら、一度専門医にご相談ください。

開始時期
最近のお子さまは顎が小さいので、ガタガタした歯並びが増えています。矯正相談に行く時期の目安は、乳歯の後ろから6歳臼歯(永久歯の奥歯)が生え、永久歯の前歯が数本生える7~9歳くらいです。顎の成長期(7~9歳くらい)に矯正を始めることが大切です。

メリット
小児矯正で顎を広げることで、永久歯を並べるためのスペースを作れるので、将来、矯正治療で抜歯が必要になる可能性を低くします。噛み合わせの問題を早期に改善し、顎の健康的な成長を促すことができます。症例によっては大人の矯正にくらべて、少ない費用での治療が可能です。
歯のガタガタを治すことで、磨き残しができにくい、虫歯リスクの低い歯並びにします。


治療期間
症例にもよりますが、通常1年半~2年くらい治療し、その後は永久歯が生えそろうまで半年~1年毎に経過観察を行っていきます。

保険について
国(厚生労働省)が定めた特定疾患に限り、健康保険が適用されます。特定疾患以外の患者様には健康保険は適用されませんが、顎の成長発育期である小児矯正の治療費は、医療費控除の対象になります。


大人の治療との違い
治療時期・症状によっては、マウスピースによる矯正が行えます。

歯に固定する矯正器具を使わず、取り外し式のマウスピースによる床矯正(しょうきょうせい)で治療できる場合もあります。治療を始める時期を見極めることがとても大切です。 治療開始時期や治療方法は、歯の生え方と骨格的問題の組み合わせによりさまざまです。
お子さまの歯並びがご心配な場合は、なるべく早めに専門医にご相談されることをおすすめします。

※小児矯正を行うことにより、永久歯に生えかわったあとの矯正治療がよりよいものとなりますが、小児矯正だけで治りきるケースは非常にまれです。



症例
  • 治療前
  • 治療後
  • 治療前
  • 治療後
年齢 8歳男性
ご希望・ご要望 前歯の反対の噛み合わせを治したい
矯正装置の種類 裏側のワイヤー装置
治療期間 およそ6ヶ月
費用 約30万円+消費税(検査料金、都度の処置費用等も合わせた総額)
リスクや副作用 矯正装置の違和感が強く、慣れるまでに時間がかかります。矯正器具装着中は磨き残しが出来やすく、歯肉炎や虫歯のリスクが高くなるため丁寧に歯を磨くことが重要です。小児矯正では永久歯への歯の生えかわりや顎顔面骨の成長に伴い、あらためて矯正治療が必要になる場合があるため注意深い経過観察が必要です。
治療内容 上の前歯2本が下の前歯の内側に入り、反対の噛み合わせになっていました。患者様ご本人は気にされていませんでしたが、お母さまのご希望で、治療を行いました。上の奥歯にリング式の装置を付け、歯の裏側からワイヤーの装置で前歯2本の反対の噛み合わせを治しました。最適なタイミングでの治療だったので3ヶ月で反対咬合が治り、6ヶ月で装置を外すことができました。隣の(2番目の)永久歯が生えてくるときに、上の前歯の隙間は自然に閉じることが多く、また、生えて間もない永久歯に不用意に矯正力をかけると歯の根によくないので、上の前歯の隙間は無理に閉じず、様子を見ました。小児矯正は年齢的に、患者様ご自身が矯正をご希望されることは難しいので、保護者やご家族が歯並びの問題に気づいてあげることが大切です。
  • 治療前
  • 治療後
  • 治療前
  • 治療後
年齢 6歳女性
ご希望・ご要望 受け口気味なのを治したい
矯正装置の種類 寝るときを中心に使うマウスピース式の装置
治療期間 およそ6ヶ月
費用 約30万円+消費税(検査料金、都度の処置費用等も合わせた総額)
リスクや副作用 矯正器具装着中は歯肉炎や虫歯のリスクが高くなるため、歯磨きだけでなく矯正器具を衛生的に保つことが大切です。小児矯正では一度歯並びや噛み合わせを治した後に、永久歯への歯の生えかわりや顎顔面骨の成長に伴い、あらためて矯正治療が必要になる場合があるので、注意深く経過観察することが必要です。
治療内容 前歯の噛み合わせを気にされてお母さまと一緒にご来院されました。永久歯がまだ生えていない乳歯列の状態でしたが、そのまま放置すると骨格の不正に発展する可能性が大きいので、早期に治療を始めました。寝るときを中心にマウスピース式の装置を使ってもらう矯正治療を行い、およそ6ヶ月で治りました。こちらの患者様のように、小児矯正では、取り外せるマウスピース装置で、比較的簡単に治療できる場合もあります。
料金
※現在行っておりません
7~9歳のお子さまの矯正の装置料 605,00円〜693,000円

※お子様の歯並びの状態によっては小児矯正に該当しない場合もございます。

※必要な装置の数によって費用が異なります。

7~9歳のお子さまの矯正の調節料 5,500円/回

※調節料の回数は歯並びの状態によって決まります。


カレブラン矯正歯科恵比寿は、明確な料金システムを採用しています。詳しくはこちら

ホワイトニング

歯磨きやクリーニングで歯を白くするのは限界があります。歯の内部に沈着した黄ばみを取り、歯を白くするのがホワイトニングです。歯科医院で施術し、一日で効果を実感してもらえるオフィスホワイトニングと、ご自宅や通勤中などにご自身のペースで行っていただけるホームホワイトニングがあります。

オフィスホワイトニングには日本製のホワイトニング機材と薬剤を使い、歯肉を守りながら安心・安全なホワイトニングを行います。

ホームホワイトニングにも安全性が認められた薬剤を採用しています。

クリーニング

歯科医院でのクリーニング(PMTC)は、口腔内の健康を維持するためにとても大切です。 定期的なクリーニングにより、歯の表面の汚れや細菌を除去し、歯周病や虫歯のリスクを減らすことができます。 また、歯の磨き方や歯ブラシの選び方についてアドバイスを受けることで、日常の口腔ケアを改善し、健康な笑顔を保つことができます。


クリーニングについて

歯科医院で行われる専門的な歯面清掃をPMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)といいます。PMTCにはスケーリング、ポリッシング、エアフローが含まれます。

・スケーリング:特殊な器具を使用して歯の表面についた歯石を取り除きます。これにより、歯周病や虫歯のリスクを減らすことができます。
・ポリッシング:専用のポリッシングペーストを使用して歯の表面を滑らかに磨きます。これにより、歯の着色や軽度なステインを取り除き、歯がより白く見えるようになります。
・エアフロー:特殊な機械を使用して歯の表面の汚れを取り除く方法です。水、空気、微細な粒子を組み合わせた専用の粉末を歯の表面に噴射し、歯垢やステインを効果的に除去します。


PMTCの際には、歯科医師や歯科衛生士が口腔ケアに関するアドバイスを提供します。正しい歯磨き方法やフロッシングの仕方、口腔ケア用品の選び方など、歯の健康を維持するための情報を提供します。
PMTCや歯科でのクリーニングは、口腔内の健康を維持するために非常に重要です。定期的なクリーニングにより、歯の表面の汚れや細菌を除去し、歯周病や虫歯のリスクを減らすことができます。 また、クリーニング後にアドバイスを受けることで、日常の口腔ケアを改善し、健康な笑顔を保つことができます。
カレブラン矯正歯科恵比寿では、みなさまの口の健康をサポートさせていただきます。


料金
スケーリング(歯石除去): 3,300円(片顎)
パウダークリーニング(エアフローによる着色除去): 4,400円(両顎)
PMTC(歯石除去+着色除去): 5,500円(両顎)
※当院で矯正治療中の患者様の場合、スケーリングは1,100円(一部位につき)、パウダークリーニングは3,300円、PMTCは4,400円となります。
※着色や歯石の付着状況によっては、一度のクリーニングでは完全に汚れを取り除けない場合があります。 ※当院では虫歯治療や歯周治療は行っておりません